チェルシーフラワーショウ2019 開幕

ガーデニングファンが待ちに待ったチェルシーフラワーショウが今年もロンドンで開幕。初日のプレスデーは天候にも恵まれ、世界中からメディアが集まりました。ここ2年ほど、大きいサイズのショウガーデンの質が下がっている…とがっかりするようなコメントが多かったのですが、「今年は胸騒ぎがする庭がたくさんある!」というジャーナリストたちの声がよく聞かれました。今回は写真中心で、プレスデーの様子や注目の植物をお届けします。

キャサリン妃の庭

写真:RHS / Luke Macgregor

以前、このブログでもご紹介した共同出展のキャサリン妃の庭は、「自然との触れ合い」を大切にしたコンセプト。https://engei.com/gardening/3638/
日曜日の午後には、ウィリアム王子一家も応援に駆けつけ、子供達が庭で遊ぶ様子が放映されました。詳しくは、園芸ガイド秋号でレポートします。

今年の日本からの出展は2組

写真:RHS / Tim Sandall.

Green Switch(アーティザンガーデン部門):イギリスでも毎年おなじみの石原和幸さん。


漢方の庭(スペース・トゥ・グロウ部門):北海道からの300人以上のスポンサーに支えられている柏倉一統さんと佐藤未季さん。

 

流行りの植物

毎年チェルシーには、「今年の色」がありますが、2019はグリーン。様々な色味のグリーンが基調の植栽が多くの庭で使われ、中でも大胆な花姿のアンジェリカやトクサが目に付きました。

リサイクル素材

 

 

「環境保全」はガーデニングの永遠のテーマ。今年も、庭の中でリサイクル素材を使い、メッセージを載せた庭がたくさんあります。


こんな奇抜なパフォーマンスも、チェルシーのプレスデーならでは。


デパートのエントランス装飾。チェルシー地区一帯が花を飾って、チェルシーフラワーショウをサポートしています。

気になる審査発表はイギリス時間の明朝(火曜日)です。結果は追ってお伝えします。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。