PYO = Pick Your Own花畑

ピック ユア オウン


田舎道を車で走っているとこんな看板が出ていました。PYO = Pick Your Own=ピックユアオウンとは、自分の欲しい分だけ収穫して持ち帰れるという意味です。夏になるとイチゴ畑がこういう看板を出しますが、「お花のPYO」に出会うのは初めて。摘み取った花を、車に積んでいた子供の長靴に入れて持ち帰る光景に思わず微笑んでしまいました。

 

ミニオランダ?


畑にはまるでオランダのように(とはちょっと大げさですが…!)、チューリップやスイセンが咲き並んでいて、他にもすでに収穫が終わってしまったアリウムやこれから咲き出すアイリスの看板もありました。お花に囲まれてとてもいい気分でしたが、お天気が悪いとつぼみが長もちしますが、太陽が照ると花が一気に開いてしまってもたないだろうなーと思ったり。

 

子供連れに人気


農家の人が空いている土地を使って楽しんでいるのでしょう。スタッフはいなく、「オネスティーボックス」と呼ばれる、日本で言う良心市のように、お金を入れる箱とハサミが置いてあるだけ。お値段はチューリップ50ペンス(約80円)、スイセン25ペンス(約40円)とそんなに安くはありませんが、自分の庭から摘み取るような感覚で収穫できるのが楽しく、子供連れの家族がたくさん訪れていました。


房咲きのスイセンとチューリップを摘み取って帰り、部屋に飾っています。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。雑誌『園芸ガイド2022夏号』にて、「A Life with Plants UK Style イギリス流 植物のある暮らし」を連載中。