Christmas Spirit〜クリスマス精神

イギリス人にとってのクリスマス

イギリス、いえ、ヨーロッパの人々にとってクリスマスがどれだけ大切なものなのか、コロナウイルスとの生活が始まって、改めて感じています。昨年もこの時期に感染者数がうなぎのぼりとなり、12月25日のみ6人まで集まっていいという制限付きのクリスマスでした。家族の多い人々は、その6人に絞るのが大変そうでしたが、クリスマス当日に集まり(ヨーロッパの人々は24日のイブにお祝いするのが一般的)、食事を共にして「幸せ」を分かち合うということが彼らにとって、どれだけ精神面で大切かということを知りました。

 

クリスマス精神とは


先日、クリスマスリースを作るコースに参加しました。そのチラシに「ハサミと一緒にクリスマススピリットを持ってきてください」と書いてあったのです。
クリスマススピリットは、直訳すると「クリスマス精神」。クリスマス本来の意味であるキリストの誕生を祝うように、「幸せを分かち合い、平和な生活に感謝をしよう」という気持ちと翻訳するのが適当かなと思います。

 

クリスマスリース

 
玄関にかけて訪れる人々を温かく迎えるクリスマスリース。常緑の葉を使うのは生命力の象徴。ヒイラギの葉はキリストの受難、その実はキリストの血を表すと言われています。一般的なヒイラギやモミの他にも個性的なリースを飾る家が増えています。街角で見かけたオシャレなリースと共に、年末のご挨拶とさせていただきます。

Wishing you ALL a Merry Christmas and a healthy New Year.
皆さま、どうぞ良いクリスマスを。そして、健やかに新年をお迎えくださいませ。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。雑誌『園芸ガイド2022冬号』でも、「A Life with Plants UK Style イギリス流 植物のある暮らし」を好評連載中。