Japan Festival at Kew ~キュー王立植物園にてジャパンフェスティバル開催中~

日本の園芸文化や芸術を紹介

世界遺産にも認定されているキューガーデンで、日本をテーマにしたイベントが開催されています。Kewのホームページに出ている「このジャパンフェスティバルを訪れるべき5つの理由」とは……

 

1. Autumn Momijigari Trail(秋の紅葉狩り):
キューガーデン内の日本にちなんだ場所、イチョウ並木や紅葉の美しい樹木などの散策ルート。「Momijigari(紅葉狩り)」という言葉がそのまま使われているのがイギリス人の興味をそそる。

 

2. Stunning Art Work (素晴しい芸術作品):

世界中から一般公募で集められた5000もの俳句を赤い糸に吊り下げた大規模なインスタレーション(ベルリン在住のアーティスト・塩田千春さんによる作品「One Thousand Springs」)

 

3. Elegant Chalk Garden(優雅な白亜庭):
 
イギリスの土壌を表現する石灰岩に英国で入手可能な日本の植物を組み合わせたフュージョンの日本庭園。(チューリッヒ在住の景観設計家・古代裕一さんとOtis Landscape Associatesのコラボレーションによる作品)

 

4. Our Japanese Landscape(キューにある日本の景色)
キューガーデンには、1910年の日英博覧会のために造られた日本庭園がある。
京都西本願寺勅使門のレプリカは必見。

Great white cherry (Prunus ‘Taihaku’) in Japanese Landscape © RBG Kew

 

5. Colourful Chrysanthemums(色とりどりのキク)
日本の「菊まつり」をイメージした6種類のキクのディスプレイ。

 

 

Temperate House (テンペレートハウス)


今回の「ジャパンフェスティバル」の会場は、5年にわたる大改修ののち、2018年に再オープンしたテンペレートハウス。その改修費用はなんと60億円以上!
キューガーデンというと、船を逆さにしたようなパームハウスが印象的ですが、温帯の植物を集めた、テンペレートハウスも世界遺産登録されています。

このイベントでは、ロンドンベースの書道家や和折り紙アーティストによる実演、ライブの生け花も行われ、併設のレストランやカフェでは、日本食も提供するという本格的さ。
10月2日(土)から31日(日)まで開催されています。協賛はダイキンUK社です。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。雑誌『園芸ガイド2021秋号』でも、「A Life with Plants UK Style イギリス流 植物のある暮らし」を好評連載中。