プルモナリアは肺に効く??

写真:https://www.stockfood.com/images/00355864-Lungwort-tea-pulmonaria-officinalis?query=q%3DSore%2520Throat&i=16

 

 

Doctrine of Signatures〜特徴説

ドクトリン オブ シグネチャー=特徴説…今、ちょうど日陰でチャーミングに咲いているプルモナリアを見た時に初めて耳にした言葉です。
Doctrine(ドクトリン)とは、信念や理論などの元になる原理や原則のこと。そして、Signatures(シグネチャー)は、日本語でも使われる通り、サインや特徴という意味。

 

日本語で、「特徴説」と訳される、ドクトリン オブ シグネチャーは、ヨーロッパで16世紀から17世紀に公認されていた処方で、身体部分に似ている植物にその疾患を癒す特効があるという考えです。プルモナリアの葉は肺の形に似ていて、当時は白いポチポチの斑点が結核を連想させたそう。
葉を乾燥させたハーブティーは、今でも咳や結核に効くと言われています。

 

 

シェードガーデン向き

ハーブとしての効用を抜きにしても、プルモナリアは日陰でもたくさん花を咲かせてくれ、シェードガーデンで重宝されます。
青色が鮮やかなBlue Ensign(ブルーエンサイン)をブルーの鉢に。

 


ヨーク州にある、スティリングフリートロッジガーデンで見つかり、長女の名前が付けられたというStillingfleet Meg(スティリングフリート メグ)。

 


名園であるSissinghurst(シシングハースト)の名前をもらっている白花もオススメの品種。

 

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド2021春号』から、連載「A Life with Plants UK Style イギリス流 植物のある暮らし」がスタート。