バードウォッチの発祥地はイギリス

ビッグ ガーデンバード ウォッチ ウィークエンド

今年もやってきたビッグ ガーデンバード ウォッチ ウィークエンド。
Royal Society for the Protection of Birds = RSPB(アール エス ピー ビー)と呼ばれる、英国王立鳥類保護協会の主催で1979年から毎年行われている、国を挙げ行われる世界最大級の野生動物の生態調査です。
「バードウォッチ」と呼ばれる野鳥観察の発祥はイギリス。始まりは、19世紀の初めに貴族の間で新しい種類の動物や鳥、植物を見つける趣味/遊びが流行ったことに遡るそう。
その後、1889年にRSPBが結成され、国民に自然保護の意識が高まっていきました。

 

鳥がモチーフのグッズがいっぱい


イギリス人は鳥のモチーフのグッズが大好き。
写真は、クリスマスに友人がプレゼントしてくれたスカーフ。ローズヒップとブラックベリーの実と一緒に鳥が描かれています。
身につけるものだけでなく、壁に飾る絵や食器など、また、鳥の種類も様々で、ガーデナーへのギフトとして重宝されています。

 

調査結果


一定の時間内に各家庭のガーデン、また公園で見られた鳥の種類や数をRSPBが集計し、その統計を出します。
そのデータによると、過去40年で、スズメやムクドリ、また、ガーデンバードとして皆に愛されているロビンやブラックバードも調査が始まって以来、減少傾向にあるそうですが、ここ数年で若干の回復が見られる様子。
調査結果が発表されることで、国民の愛鳥心が育まれ、庭で鳥に餌をやるなど、自然保護への気持ちが高まるのでしょう。
今年は特に、「ロックダウンアクティビティー」として、例年以上に参加者が多かったようです。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

白井法子さん

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。