郵便ポストもクリスマスの装い

初雪が降りました

今年の初雪は、12月4日の金曜日でした。
イギリス中部から北部にかけて1日降っただけで、週末にはとけ始めたので、雪だるまを作る子供の姿や雪合戦をする若者を見かけたのは金曜日の1日だけでしたが、心温まる景色がありました。
いつも通る道を車で走っていると、グリーンのクリスマスツリーらしきものが目に入ったのでふと窓から見ると、なんと、郵便ポストにクリスマスデコレーションが!

 

パンデミックの年だから

 

思わず車を停めて写真を撮っていると、たまたまクリスマスカードを出しに来た、村の人が「すごく素敵よねー、写真を撮りたくなる気持ちわかる!」と言われました。
「毎年こんな風にクリスマスの装いになるのですか?」と聞くと、「いえいえ、今年は特別な年だから…」という答えでした。
パンデミックで、イギリス人が一年のうちでいちばん楽しみにしているクリスマスも、例年とは違った形になりそう。とは言っても、23日から27日の5日間(北アイルランドでは、28日までの6日間)は3家族まで集まってもいいという妥協策が発表されました。
日本人の私は、『クリスマスは来年も来るのに!』と思ってしまいましたが、西洋人にとってクリスマスは特別なので、どうしても譲れないそう。
3家族まで集まっていいという条件では、例年のように家族全員が集まれないという人々も多いのが現状です。会社のクリスマスパーティーなどは当然禁止、子供達のクリスマスナティビティ(降誕祭)の劇もオンラインが主流です。

 

RHSタットンフラワーショウ (2018)でも

  
クリスマスらしいポストを見ていて、2年前だったか、夏に訪れたRHSのタットンフラワーショウでも、ガーデニングテーマの手芸作品がダイナミックで好評だったことを思い出しました。
ジャイアントジョウロとフクシア。
見ているだけで楽しいと同時に、作品にかかった時間を考えただけで、途方にくれるような気持ちになりました。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

白井法子さん

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。