ナチュラリスティックガーデニングを探る

©Scampston Walled Garden – Alexandre Bailhache

 

ピート・アウドルフの世界

           ©Scampston Walled Garden – Alexandre Bailhache
『園芸ガイド2015夏・特大号』に、ナチュラリスティックプランティングを
代表するオランダ人デザイナー、ピート・アウドルフ氏デザインの庭、
Scampston Walled Gardenの記事を掲載した際に拝借したもの)

「植物は枯れていく姿が一番美しい」、初めて受けたナチュラリスティックガーデニングに関する講義の中で、「???」と思ったことを今でも覚えています。
「ナチュラリスティックガーデニング」を一言で表現すると、「自然を再現したような庭を造ること」だと思います。
そして、そこには自然への憧れがあり、自然との共存があり、自然がすべてを受け止めるように、花が咲いている時だけでなく、植物のライフサイクルや特性、枯れた姿も観賞するという感じでしょうか。

 

その土地に合った植栽とメンテナンス


©Scampston Walled Garden

国が変わると、土壌が変わり、育つ植物も当然変わってきます。
よって、日本ではピート・アウドルフ氏が好んで使うものをそのまま使うわけにはいきません。
ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんは、日本の環境にどんな植物が向いているのかを熟知した上で、歴史と文化芸術の両方からナチュラリスティックガーデンにアプローチ。
オランダで始まったきっかけ、イギリスとの絡みなどを、美術やデザインの広い知識を活かして解説、実践されています。

以下のリンクから、「なぜ、今、ナチュラリスティックガーデンか…」が、よーくわかります。

なぜ、今、ナチュラリスティック・ガーデン か….Why Naturalistic Garden

ナチュラリスティック 青山通りの今後

サバイバル ナチュラリスティック 青山通りの今後 続き

 

 

日本語字幕付きウェビナー(イコロの森/イコカル)

ナチュラリスティックガーデニングなどについてのやり取りの中で、吉谷さんが紹介してくださったのが、北海道のイコロの森で行われているイコカル。
「大人の園芸英語」というタイトルで、ガーデニング用語を英語で勉強できる講座です。
今年はコロナの影響で、オンラインで行われているそうで、10月24日(土)には、「植栽デザイン・オンライン講習&ライブQ&A」という魅力的なウェビナーあるとのことです。

Block, Matrix and Scatter – Piet Oudolf on Perennial Spatial Relations
「ブロック、マトリックとスキャッター植栽:ピート・アウドルフの創り出す世界」一見なんだろう?というタイトルですが、受講すればきっとわかるはず!
詳細はこちら→イコロの森/イコカル

詳しいことは上記のサイトにすべて明記されていて、申し込みについてもわかりやすく書いてあります。
まずは、嬉しい日本語訳(byイコロの森、田辺沙知さん)のついた録画ウェビナーのリンクが届き、その後、Q&A用のzoomリンクがメールで送られてきて、ピート・アウドルフさんに直接質問できるという仕組みのようです。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

白井法子さん

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。