Plants for Damp Areas 〜 しっとりとした場所を好む植物

長い夏休み

8月に入り、イギリスはホリデーモードです。
今年はやはり自粛ムードがあるものの、やはり6週間もある学校の夏休みをどう過ごすかというのが、特に子供のいる家庭では大問題。
さすがに海外に行く家庭は例年に比べて少ないですが、長い休みを分割するためにキャンプに行ったり、海辺に宿泊したり。
ノーフォークやコーンウォールなど、人気のある行き先は、月末までまったく空きがないようです。
ただ、宿泊先からの突然のメールや電話で、キャンセルになってしまうというケースも多々ある様子。
これは、やはり新型コロナウィルスの感染が影響しているのではないかと言われています。

 

ひんやりとした場所


ここのところ、カラッとした夏日が続いているイギリス。
庭を訪れても、植物が若干乾いている感じがあります。
そんな時はつい、日陰の涼しいエリアへ。
特に池などの水場のある場所は、ひんやりとしていて、植物も生き生きとしている感じ。
Eupatorium cannabinum (ユーパトリウム・カンナビナム) は、フジバカマのようなフワフワしたピンクの花とカナビスのような葉の形が特徴です。

 

終わった花も楽しむ


向かって左は、Filipendula rubra ‘Venusta’(フィリペンデュラ・ルブラ ‘ヴェヌスタ’)、右は、Eupatorium maculatum ‘Atropurpureum’ (ユーパトリウム・マキュラタム ‘アトロプルプレウム‘)、手前は、Aruncus diocus(アランカス・ディオカ)。
どれも、湿地帯を好む植物の代表選手です。
フィリペンデュラとアランカスは花が終わっていますが、花がらを摘まずにそのアーキテクチュアルな姿を楽しみます。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

白井法子さん

ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。