A Nation of Gardeners ガーデナーの国

ナーサリー&ガーデンセンター再開

先週の水曜日から、イギリス国内の植物ナーサリーやガーデンセンターの営業が再開されました。
ロックダウンで、生活必需品以外の店は営業停止を強いられていましたが、ガーデンセンターは、その中でも一番に復帰を許されたことになります。
その理由は、ロックダウンの中で、ガーデニングの必要性が再認識されたからと言えるでしょう。
「ガーデニングは、ストレスを忘れさせ、肉体的にも精神的にも健康的な生活を導いてくれる」、「ロックダウンで散歩やジョギングに出る人々が増えているので、玄関先の植え込みや窓辺のウィンドーボックスは、見ているだけでストレスを解消してくれる」というリサーチ結果も出ています。
「ガーデナーの国」として、国民の意識が高まっているそうです。

 

数百万もの捨てられた苗たち

小売のナーサリーやガーデンセンターが7週間閉まっていたということは、植物の卸売業者にとって、その間、ほとんどの卸先を失ったということになります。
写真は、BBCのオンラインニュースに出ていたものですが、インパクトがあるので借用しました。
ある程度の大きさの鉢に入った植物は生き延びますが、すぐに庭植えや鉢植えが必要な小さなプラグ苗などは嫁入り先を失い、数百万と言われる苗が廃棄されたと報告されています。

写真は以下より:
https://www.bbc.co.uk/news/uk-52638002

 

久しぶりに訪れたガーデンの様子

2カ月ぶりに植物ナーサリーに併設している庭を訪れました(エクササイズのためにと無料でオープン中)。
久しぶりだったのも手伝って、植物が一層輝いて見えました。
今年は暖冬の上、例年に比べて雨量が多く、3〜4月は気温が高かったため、ガーデナーたちは、植物の発育が優秀だと口を揃えて言っています。

 

著者プロフィール

白井法子 Noriko Shirai

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。