‘アルフレスコ’ カフェ&レストラン

イタリア語で、戸外で、屋外でという意味の‘alfresco (アルフレスコ)’。イギリスでは、ここ近年、この‘アルフレスコ’タイプのカフェやレストランが増えていると感じます。戸外に客席を増やすことで、楽しそうに飲み食いしているお客さんの姿が道行く人の目に入るので、何よりも宣伝になります。そして、大きなプランターに植えられた植物は、客席のプライバシーを守る目隠しの役目も果たし、そのプランターに書かれたサイン(店の名前)はさらに宣伝になるので一石二鳥。アルフレスコ‘カフェ’&‘レストラン’の植栽例を3タイプご紹介します。

カラーリーフ


シュラブ(低木)だけを組み合わせた手のかからない植栽。全体的に大きくなるので、深めのプランターが必要です。左から、ピットスポルムの銅葉、マサキ、そして、同じくピットスポルムの斑入り種。

グラス


あるスターバックスでは、最近流行しているコルテン鋼のプランターにフェスツカ・グラウカのみ。シンプルな植栽によって、鉢に刻まれたロゴが引き立ちます。

アーティフィッシャルフラワー

 

遠くから見て、「この時期にこんなにカラフルに咲いている植物は何だろう」と近づいてみると、何と造花でした!グリーンが貴重の植え込みに、造花を茎ごとさしてありました。これなら、冬の間も心配なし、イメージチェンジも簡単です。ファンキーな雰囲気を醸し出していました。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。