ジョージアンフェスティバル〜不思議と発明の時代

今回のブログは、植物や庭からちょっと離れたイギリス文化の話題です。ジョージアンとは、ジョージ王朝時代(一般的には1714年のジョージ1世即位から、1830年のジョージ3世崩御まで)のことで、前回のブログでご紹介した、ヴィクトリアンガーデンの生まれたヴィクトリアン朝の直前の時代です。この「ジョージアンフェスティバル」は、イギリス中部にある、スタンフォードと呼ばれる、石造りの街並みの美しい街で2年に一度行われています。

街をあげたイベント


当時の発明や建築を讃えたり、服装を真似して、当時の人々の暮らしを再現してみたり、古いものを大切にする、何ともイギリスらしいイベント。前回は、56,000人の人々が訪れたと言われています。


ランタンパレードでは、スタンフォードの子供達が学校やカルチャーセンターで手作りしたランタンを持って、行列で歩きます。地域の人々が街をあげて参加するのもこのイベントの良さです。写真は以下のリンクより。
https://www.stamfordmercury.co.uk/news/stamford-georgian-festival-2019-all-you-need-to-know-9083995/

街はマジカルに

暗くなると、ランタンが街に浮かび上がり、何とも幻想的。教会の石壁に映し出されたクライマックスのライトショウでは、1825年にこの街に生きた気球乗りの冒険をストーリー化。ジョージ王朝時代は、日本で鎖国が行われていた時代(1639-1854)と大体かぶります。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。