カラーストリーム by ダン・ピアソン

「(北海道の十勝千年の森をデザインした)ダン・ピアソン氏の植栽があって素敵だから」という旧友の提案で、待ち合わせはCoal Drops Yard (コール ドロップス ヤード)。ここは、ロンドンの主要発着駅の一つであるKings Cross (キングス クロス) 駅裏に開発された新しいショッピングエリアです。その名前の通り、ヴィクトリア時代の主要燃料だった石炭を鉄道の荷台から下ろす場所、つまり石炭置き場だったそうです。駅裏の運河沿いにあるGranary Square (グラナリースクウェア)という広場から、まるで道標のように「カラーストリーム」と呼ばれるカラフルな花の流れが、古い建物を上手に活かした個性的でお洒落なカフェやレストランヘト続いていました。

2部作のインスタレーション


ダン・ピアソン氏は、このエリア一帯のデザインを手がけましたが、その一環として行われているフローラルインスタレーションは2部作。Part1は黒いサック(布製の袋)にカラフルなペラルゴニウム、ペチュニア、オステオスペルナムを植え込んだ、ポップアップ式のプランターを使った「カラーストリーム」。恒久的なディスプレイになるPart2は、オーダーメイドのプランターで、この秋にお目見えする予定とのこと。どんな植栽を見せてくれるか楽しみです。


アカとムラサキが基調のカラースキームは、移動式アイスクリームのショップともマッチ。同じ大きさのプランターをまっすぐに並べないディスプレイは、これまでありそうでなかったような新鮮さがありました。


ランチに入ったMorty & Bobs (モーティー&ボブズ) というカフェでは、ケール+バターナッツ・スクワッシュ+ラディッシュ+アボカドに練りゴマのドレッシングのサラダ。ケールは食べ応えあるので野菜だけでも大満足。


低速回転のジューサーでしぼったコールドプレスジュースは、熱がかからないので、栄養素が破壊されず、最大限に摂取できます。
パープル:レモン+ジンジャー+ビートルート+リンゴ。
グリーン:ケール+ホウレンソウ+セロリ+タチチシャ+キュウリ+リンゴ+レモン。体に良さそ〜な味がしました。

次回のブログでは、コール ドロップス ヤードの宿根草の植栽をレポートします。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。