来週末はいよいよクリスマス。人々の話題はクリスマスをどう過ごすかで持ち切り。そして、街はクリスマスプレゼントを買う人であふれています。今回は園芸とは少し離れますが、ちょっと変わったクリスマスデコレーションのアイデアをご紹介しましょう。
赤い雨傘を逆さにして、クリスマスオーナメントのサンタやボールを吊り下げたもの。イギリスらしい、真っ赤なポストやスコッチテリアもあります。
雨傘が星空に・・・
雨傘をゴールドにスプレーしてゴージャスに。星の模様がクリスマスライトに照らされ、ガラス玉もキラキラ光っています。後ろには、室内に持ち込んだ木の枝をライトアップしています。
日傘もクリスマスデコレーションに変身!
ブルーのレースの日傘に雪の結晶やつららのオーナメント。これらは、とある保育園で撮影したものです。傘のデコレーションは全部で7つ。先生それぞれの作品で、保育園に通う子供達はもちろん、親が投票してベストを決めます。
玄関にはスノーマンとキャンディーケーン
キャンディーケーンとは杖の形をしたペパーミント味の飴のこと。逆さにするとイエス・キリストのイニシャル「J」になることから、クリスマスの飾りの一つになっているそうです。クリスマスはイギリスに住む子供たちにとっても一大行事。クリスマスはどういうものかというお話を聞いた後、サンタクロースが保育園にやってきて、クリスマスディナー(七面鳥と野菜のロースト)をみんなで食べてお祝いします。
Wishing you all a merry Christmas!
著者プロフィール
白井法子
ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス
『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。