イロハモミジとホスタの共演

イギリスの5月は第1週目と4週目に2回3連休が入るため、どちらかに合わせてオープンガーデンするところが結構あります。

Hedgehog Hall(ヘッジホッグホール)という、 「ハリネズミの邸宅」という意味合いの名前のついたガーデンを訪れました。オーナーは、Janet & Andrew Roweさん。ここは、冬のスノードロッップスが有名で、以前にもこのブログでレポートしたことがあります。https://engei.com/gardening/3702/

こちらの5月初旬は、大半の宿根草やバラが咲く前ですが、隅々まで手入れの行き届いた庭は、訪れる人をすっかり魅了していました。中でも印象的だったのがイロハモミジとホスタの鉢植え。

日陰のコーナーを演出


アカ、オレンジ系のイロハモミジの葉と、ホスタのグリーンの濃淡のコンビネーションの美しいこと。すべて鉢植えです。


ホスタは斑の入り方が様々なので、できるだけ多くの品種を一緒にディスプレイすることで、コントラストを最大限に楽しめます。

コーナーには、ミニチュアのホスタばかりを集めたコンテナも。「Attention to details(アテンション トゥ・ディーテイルズ)。オーナーのジャネットさんの細部への留意が十分に見られます。


ホスタにまぎれながらも、存在感たっぷりなPodophyllum ‘Kaleidoscope’(ポドフィルム‘カレイドスコープ’)。傘のような大きな葉には、名前の通り、シルバー、ライトグリーンからブラックの「万華鏡」のような模様が入ります。生長すると、マルーン(エビチャイロ)の花を咲かせます。

「四季を通して楽しめるプライベートガーデン」として、園芸ガイドの冬号で、さらにレポートする予定です。どうぞお楽しみに!

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。