猛暑の中でたしかに感じる秋の気配

リコリス スプレンゲリ
Lycoris sprengeri
もう何年も咲いてくれなかったスプレンゲリが、
「リコリスは大きめの鉢に植え替えてあげれば咲きますよ」
と大木さん(大木ナーセリーさん)に教えてもらってやってみたら、
8月中旬に咲いてくれました。

 

まだまだ続くコロナ禍……ですが

先月もコロナ、先々月もコロナ、今月もやっぱりコロナ……今年はずっとコロナの話題でした。そして、この猛暑の中マスクしていて熱中症になったらこれまた大変だし、今年の夏は「コロナと猛暑」で本当に忘れられない夏になってしまいました。
天気予報だとまだもう少し暑い日が続くみたいですから、皆さんもご自愛ください。

 

秋に向かう小さな変化

それでも2~3日前あたりから庭の様子が少し変わってきたような気がします。
朝、水やりをしていると先週までは何もなかったプラ鉢の中に小さな緑の芽を発見したり、オキザリスコレクションの棚ではいくつかの品種でつぼみを確認できました。
その他の球根類でもアキス・オータムナリスが赤い花芽を何本も出しているし、シクラメンの棚では夏咲きのプルプラセンスが終わりかけてきて、かわりに秋咲きのヘデリフォリウムとグラエカムがどんどん咲き出しています。
2週間前は何も咲いてなかったのに、今は水やりしながらあっちを見たり、こっちのプラ鉢をのぞき込んだり、花芽を見つけてはニヤニヤしながら毎日楽しく水をまいています。

 

待ちに待った園芸シーズンの到来

来週はもう9月、いよいよ秋の園芸シーズンの始まりですね。
冷蔵庫の野菜室のタッパーの中には、いろいろな球根花のタネが出番を待っているし、春にできなかったクリスマスローズの植えかえもあります。
そうこうしているうちにオキザリスが咲きだすだろうし、ペラルゴニウムも咲く子もいたりして……。待ちに待った楽しい季節の到来です。
世の中はコロナで大変だけど、園芸マニアは一日中庭にいて、咲いてきた花を見たり、つぼみをみつけたりしているだけで、楽しくしていられるんだから本当に幸せな人種ですよね。
そのうち秋バラも咲き出して撮影もあるし、秋は良いな〜、本当に秋は好きだな〜。

 

 

オキザリス・カプリナ
Oxalis caprina
家のオキザリス(数えてないけど15品種くらい持っているのかな)の中でいちばん小さな花(1.5cmくらい)の子。水鳥の足みたいな葉っぱもかわいいんですよ。

 

ヒポクシス・メンブラナセア
Hypoxis menbranacea
以前、大木ナーセリーさんに伺ったときに「かわいい花が咲きますから」っていただいたお宝ケープバルブ。

 

シクラメン・グラエカム・グリファダ
Cyclamen graecum Glyfada
グラエカムは花もきれい、咲いている姿もきれい、葉もきれいで言う事のなしのシクラメンです。グリファダはアテネ南東部の地名。

 

ガーデンシクラメン
シクラメンは原種以外持ったことがなかったんだけど、昨年の11月に家の近くの道の駅で地元の生産者さんが出しているガ—デンシクラメンがあまりにきれいだったので一つ購入。
手もかからないし、6月までずーときれいに咲いてくれる優秀な子でした。
タネもいっぱいつけたので7月3日にまいてみたら、まだ暑い夏の真っただ中にもうこんなに葉が出てきて(原種は大体冬になってから葉を出します)びっくり。
今年はガーデンシクラメンもいろいろ欲しくなっちゃいそうです。

 

著者プロフィール

今井秀治  Hideharu Imai

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フリーのフォトグラファー。
旅行雑誌の取材で行ったイギリスで、ガーデニングの魅力にはまり、仕事も園芸雑誌が中心に。
「趣味はバラとクレマチス、クリスマスローズの収集。最近は小球根も加わって、庭は足の踏み場もない状態です。主婦の友社の『ガーデンローズカレンダー』は毎年好評でライフワークのようになっています」
https://www.facebook.com/hideharu.imai