2020年春の園芸的過ごしかた

Pelargonium auritum
この花を見て ペラルゴニウムにはまってもう何年になるだろう。
今でも一番好きなオーリツムのちょっと赤っぽい個体。

 

バラの撮影シーズンも終了

世の中がコロナ騒ぎの間に今年の春のバラのシーズンは北海道を残してほぼ終了してしまいました。
ようやく県をまたいでの外出もできるようにはなってきましたが、さすがに例年のように飛行機に乗っての北海道取材は気が引けるし……。
ということで、僕の2020年春のバラの撮影シーズンも終了となりました。

 

改めて気づいた園芸の「基本」

今年は撮影にもほとんど出かけないし、出かけないから人にも会わないし、信じられないくらい静かな5~6月でした。
その分、いつも家にいたので、例年よりもバラにもクレマチスにも手をかけてあげられたからか、我が家のバラもクレマチスも驚くほどよく咲いてくれました。
手をかけたと言っても毎朝たっぷりと水をやって、気が向いたら薄めの液肥をあげて、いつもの年は面倒くさがってやらない消毒を1回しただけ。
それでもこんなに咲いてくれるんだ、と改めて園芸の基本は「愛」と「水やり」だと再確認した、ちょっと変な春の撮影シーズンでした。

 

園芸生活に感謝!

そんな楽しませてくれたバラもクレマチスも6月中旬になるとそろそろ終わりかけてきます。
バラは花がらを切ったり、久しぶりに見たお気に入りのクレマチスは挿し木をしてみたり。
そんなことをしていると、5月に咲いていたケープバルブにタネがついているし、冬からずっと咲いていた宮崎のビオラもようやく終わりみたいだから片付けてあげないといけないし、シクラメンのタネも今にもはじけそうだし……。
花の終わった球根が涼しく休眠できるように棚によしずをかけていたとき、棚の上でお宝のペラルゴニウムが咲いていたのを見つけ、あわててカメラをセットして撮影もしました。
そんな感じで庭の子たちのお世話でけっこう忙しく、園芸生活に感謝しながら楽しく暮らしています。


Pelargonium Cy’s Red

去年の『園芸ガイド』の撮影で山梨県の大木ナーセリーさんに伺った時に見て、一目惚れした本当に美しいペラルゴニウム。

 

Pelargonium radicatum
この花も去年大木ナーセリーさんからお連れした子。
咲き方がいかにもケープバルブっぽくて好きだな。

 

Onithogalum hispidum
オーニソガルムもいくつか持っているんだけど、どの子も白で星形のきれいな花で、見ると全部集めたくなってしまう。

 

Cyclamen Pearl d’Azure
昔風に言うとジャックマニー系。
今は大輪遅咲きって言うのかな、青色のとても美しいクレマチス。

 

Annelies
ベルギーのレンズ社のバラ「アンネリーズ」。
小輪でよく咲いてくれて本当にかわいいお気に入りのバラ。

 

著者プロフィール

今井秀治  Hideharu Imai

フリーのフォトグラファー。
旅行雑誌の取材で行ったイギリスで、ガーデニングの魅力にはまり、仕事も園芸雑誌が中心に。
「趣味はバラとクレマチス、クリスマスローズの収集。最近は小球根も加わって、庭は足の踏み場もない状態です。主婦の友社の『ガーデンローズカレンダー』は毎年好評でライフワークのようになっています」
https://www.facebook.com/hideharu.imai