地球の自然災害を左右するのは?

サトウ園芸のビオラ‘ヌーヴェルヴァーグ’。
色と形が複雑な花が多いのですが、
この花のようにかわいい花もたくさんあります。

 

新しい年になって改めて考える環境問題

2020年最初のリレーコラムです。
書き出しはどうしようかと考えてみましたが、やはり今年も異常気象の話になってしまいます。

今年は日本では何十年ぶりの暖冬ということで、雪が降らなくてスキー場はオープンできないようですし、我が家の庭のメダカの鉢もまだ一度も氷すら張っていない暖かさです。
海外では、オーストラリアでは大規模な山火事が起こったり、雨が降れば洪水になったりで、多くの野生動物が悲惨な状況に陥っています。
焼け跡にポツンと座っているコアラの写真などは、見るのが辛いですよね。

それでもオーストラリアの山火事は毎年のことで、焼失面積は前年より少ないとか、山火事の原因の多くは放火だとか、コアラの写真は環境問題を訴えるメディアの印象操作だなんていう人も出てきているし、スウェーデンの少女はすべての大人が悪いとマイクの前で叫んでいるし……。
世界中が対立構造になってしまっているように思います。
人間が対立している間に、コアラをはじめとする野生動物たちはどんどん死んでしまうというのに。

 

みんなで考えて、小さなことから始めよう

一方、福島の原発被害による人の立ち入り禁止地区では、イノシシ、タヌキ、キツネなど野生動物の数が増えています。
定点観測の映像で見る限り、放射能の影響で奇形になった動物は見られないという記事もありました。
結局、野生動物にも地球にも、いちばん悪影響を与えているのは人間ということのようです。

経済問題もオリンピックも大切だと思うけれど、人々がもう少し地球の環境についても考えていかないといけないですね。
そして、昨年のようなとんでもない台風なんて来ることのない、穏やかな日々の中、花でも咲かせて喜んでいられるような一年になることを願います。

 

今月の写真は、群馬県高崎市のサトウ園芸さんのパンジー&ビオラです。


いかにも‘ヌーヴェルヴァーグ’らしい魅力的な花。

 


もはや何色と表現するのが難しい、複雑なデザインの‘ドラキュラ’らしい花。

 


こちらはすっきりとしたパープル系の美形の‘ドラキュラ’。

 


‘ローブ ドゥ アントワネット’というとふんわりとした雰囲気の花が多かったのですが、この茶系は新しいタイプの花なのかな?

 


ここまでフリルが巻いてまん丸の花形になってくると、黄色い‘ドラキュラ’に見えてしまいますが、これも新しいタイプの‘ローブ ドゥ アントワネット’。

 

著者プロフィール

Hideharu Imai 今井秀治

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フリーのフォトグラファー。
旅行雑誌の取材で行ったイギリスで、ガーデニングの魅力にはまり、仕事も園芸雑誌が中心に。
「趣味はバラとクレマチス、クリスマスローズの収集。最近は小球根も加わって、庭は足の踏み場もない状態です。主婦の友社の『ガーデンローズカレンダー』は毎年好評でライフワークのようになっています」
https://www.facebook.com/hideharu.imai

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