もうすぐ球根好きにはたまらない秋

Acis autumnalis (Leucojum autumnale)
「秋咲きスノーフレーク」と呼ばれる南ヨーロッパ原産の球根。
昨年からようやくたくさん咲いてくれるようになって、嬉しくて嬉しくて。

 

安定した気候を願う日々

もう決まり文句で言葉に出すのもいやですけど、今年の夏も本当に暑かったですね。
天気予報を見ていると、最高気温が38度、39度なんていうのが当たり前になってきて、ひと昔前なら信じられない話です。
そうかと思うと寒い雨の日が続いたりもしますし、日本の天候に「穏やか」、「爽やか」という言葉がほとんどなくなってしまった感じがします。
数日前からは突然涼しくなって、まだ8月終盤だというのに、朝、夕は秋のような涼しい風が吹いていてます。
ほっとする反面、何だかそれも変な感じだなと思っていたら、来週からはまた東京近郊では最高気温が34度との予報……。
夏らしい夏、秋らしい秋は、いったいどこに行ってしまったのでしょう?

 

球根が動き出す前の恒例行事

球根好きの僕にとって、秋は原種シクラメン・ヘデリフォリウムやシプリアム、シリシウム、南アフリカの小球根のポリキセナやオキザリス、ペラルゴニウムが咲くいちばん楽しい季節です。
晩夏の今は休眠中ですが、それらの球根たちを目覚めさせるために、気温が下がりだす9月の中旬には水やりを始めます。
そのために今のうちに植えかえを済ませたり、まだまだ多い蚊に刺されながら寒冷紗の中の球根たちの確認をしたり、足りない肥料や培養土、お気に入りのプラ鉢を探しに園芸店に行ったり。
それらもまた楽しい夏の終わりの恒例行事で、けっこう忙しい毎日なのです。

 

Oxalis massoniana
以前からネットで少しずつ買ってはいましたが、昨年、山梨県の大木ナーサリーさんで見せてもらってから〝オキザリスLove〟が止まらなくなりました。

 

Polyxena encifolia
南アフリカの 秋咲きの小球根と言えば「ポリキセナ」。
この花見て「かわいい」と思わない人はいないと思います。

 

Nerine
ネリネはきれいだし、花期は長いし、こんなによいものはないと思います。
切って花瓶に入れたらゴージャスですよ。

 

この2〜3年とにかく大好きなビオラ。
今年からついにタネまきまで始めてしまいました。

 

著者プロフィール

Hideharu Imai 今井秀治

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フリーのフォトグラファー。
旅行雑誌の取材で行ったイギリスで、ガーデニングの魅力にはまり、仕事も園芸雑誌が中心に。
「趣味はバラとクレマチス、クリスマスローズの収集。最近は小球根も加わって、庭は足の踏み場もない状態です。主婦の友社の『ガーデンローズカレンダー』は毎年好評でライフワークのようになっています」
https://www.facebook.com/hideharu.imai

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