こんにちは、白馬コルチナ・イングリッシュガーデンの西田です。
ついに3月ですね!
コルチナは相変わらずの凄まじい雪ですが、
日に日に気温が上がってきて、
僕らガーデナーの季節が近づいてきましたよー♪
いずれにしても、まだ3メートル以上の雪が積もっているので、
雪がとけてくる4月まで、
ガーデンでは雪の中で何が起こっているのか…?
まるでパンドラの箱庭状態です!<笑
2年前は大雪だったので、
雪の重みで潰されてしまい、バラやアジサイなどの低木はボキボキ!
オーナメントなどガーデン構造物は折れたり曲がったりでムチャクチャという、
災いだらけだったんです。
今年はどうなっているのかなあ…。
なんだか恐いもの見たさというのでしょうか、
この時期から雪解けまで、1~2ヶ月の間、ドキドキ!!です。
・ボーダーガーデン
今回は多種多様な植栽がしてあるボーダーガーデンをご紹介したいと思います。
当ボーダーガーデン(イングリッシュボーダー)では、
石垣に地元の石(千国石)を使用しております。
雪国の当ガーデンでも決して割れず、また雰囲気のある重厚感が素晴らしく、
僕も大好きなエリアです。
・サンギソーバ・メンジェシー
ボーダーガーデンの中でも存在感のある植物で、
ワレモコウとカライトソウを足して2で割ったような植物です。
つぼみの時期はワレモコウのような小豆色ですが、
花が咲くと柔らかいピンク色に変化します♪
・ゲラニウム・ジョンソンズブルー
イングリッシュガーデンではド定番ですが、
やはりこのブルーはすてきです。
なかなか他の植物には出せない色ですよね♪
・エノセラ・クラウン オブ ゴールド
斑入りの宿根草はたくさんありますが,
このエノセラの黄斑はみごと!!花色と同じくらいの黄色い斑ですよ~!
次から次に咲く花も素晴らしいですが、
花が終わってからも葉の色を楽しめる植物だと思います!
・カンパニュラ・ラクティフロラ
割と草丈が伸びるので、
イングリッシュボーダーの中では後方に植栽すべき品種です。
柔らかい藤色の花は他の植物と喧嘩せず、絶妙なセンスです!
当ボーダーガーデンには、これ以外にもたくさんの宿根草が植栽してあり、
6月下旬は本当に素晴らしいエリアとなっています。
ここ白馬では、4月に入ってから雪がとけるので、
春がくるのが待ちどおしいです。
著者プロフィール
白馬コルチナ・イングリッシュガーデン
チーフガーデナー
Baisho Nishida
西田倍章
幼いころから植物に親しみ、多くの植物を栽培。コマツガーデンにてバラの栽培管理と生産を学び、バラ‘ジェントリー ウィープス’を作出。2010年より白馬コルチナ・イングリッシュガーデンのガーデナー。
白馬コルチナ・イングリッシュガーデン
http://hakubacortina.jp/englishgarden/index.html
ホテルグリーンプラザ白馬
http://www.hgp.co.jp/inf/Z01/hgp/
白馬コルチナリゾート
http://www.hgp.co.jp/cortina/ski/index.html