ビーバー城のイースターウィークエンド

今週末はイースターウィークエンド。20度を超える夏のような気候も手伝って、各地のガーデンも賑わいました。イギリスの学校はイースターの時期に約2週間休みになるため、庭に隠されたチョコレートの形をした卵を見つけるイースターエッグハンティングなど、子供向けの催しが多いのですが、ガーデンやお城などは、集客のチャンス。イースターに合わせて、オープンしたBelvoir Castle(ビーバー城)を訪れました。 フランス式に「ベルヴォワール」ではなく、「ビーバー」と発音します。https://www.belvoircastle.com

子供向けのイースターバニービスケット・デコレーション

フローラルなインテリア

ビーバー城は、1067年以来続いているRutland(ラットランド)公爵の10代目家族が実際に生活をしている場所。3月から10月の間限られた日程のみ公開されます。それぞれの部屋の壁紙や天井にお花のモチーフが多く使われているのが目につきました。


ネオクラシック・ローマスタイルと言われる建築様式で、バチカンにある、サンタマリア・マッジョーレ大聖堂の天井がインスピレーションの元になっているそう。13 x 7=91ヶの格間(格子状のパネル)に描かれたフローラルデザインは一つ一つが違ったデザイン。インテリアにも庭にも歴代の公爵夫人たちの「花好き、庭好き」が現れているお城です。

前回のブログで、イギリスで見られるサクラの話を書きましたが、「英国各地の公園や大学に、5,000本以上の日本のサクラが贈られる」という嬉しいニュースを耳にしました。発起人となった英国日本人会や資金調達を担当した日英協会によって実現した、民間企業中心のプロジェクト。日英の友好が強まるようにとの思いが込められているそうです。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。