スノードロップのオープンガーデン

引っ越した当時は、生垣だけだったという北向きの斜面をスノードロップのコレクションに一変させたプラベートガーデンを訪れました。2月とは思えないほどの小春日和で、可憐ながらも存在感のあるスノードロップが咲き誇っていました。

250種のコレクション

斜面に作られた、3段になっているレイズドベッドに植えられたスノードロップたち。通常はしゃがみ込んで、覗き込んで鑑賞しますが、この庭では、1つ1つの「顔」をじっくり見ることができます。また、クリスマスローズやシクラメン、常緑低木などがバランス良く植わっていました。

熱心に写真を撮る人の姿も。

オーナーお気に入りの品種

オーナー夫人のジャネットさんは、イギリス国内で行われる様々なスノードロップに関するレクチャーに行き、学びながら、自分の好きなスノードロップを集めたそう。ジャネットさんに一番好きな品数を尋ねたところ、答えは「Galanthus ‘Lucy(ルーシー)’」。近年の品種で、相場は一株70ポンド(約10,000円)。純白の花びらの外側に2つのマーキングが入ります。

また、Galanthus plicatus ‘Augustus’(オーガスタス)は幅の広いシルバーがかった葉とふっくらとした大きな花が魅力で、訪れる人の注目を集めていました。

スノードロップ以外にも、バラや宿根草がバランス良く植わっています。

コートーヤードには、季節の鉢を飾るポットスタンド。年間を通じて、十分に楽しめる庭です。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。