イギリスの会社のほとんどが21日の金曜日で仕事納めでした。スーパーやショップは24日までオープンし、25日のクリスマスと26日のボクシングデーはお休み。そして、27日からセールが始まるというのが一般的です。でも、近年、クリスマス前からセールをするところも増えてきて、街はラストミニットのショッピングをする人でまだごった返しています。クリスマスは家族で過ごす人が大半なので、直前のカフェやレストランはプレゼントを交換する友人同士などで賑わいます。訪れたのは、庭の素材を作ったクリスマスデコレーションが見もののレストラン。入り口付近には、ヤナギの枝で編んだエンジェル。ライトアップされると、なかなか風情があります。
庭からの素材を使って
庭植えのヤナギやサンゴミズキは、鮮やかな色を出すために毎年切り戻すのが一般的です。その時に出る廃材を使って、クリスマスデコレーション。キラキラと光るラメ素材の入った塗料を枝につければ、あっという間にクリスマスらしくなります。
サンゴミズキの他、乾燥させたアジサイのアナベルの花や庭からのアイビー、キジの羽を装飾に使うのもイギリスらしいですよね。
ヤドリギはクリスマスの風物詩のひとつ。その下にいる若い女性はキスを断れない、その下でキスをすると、その恋人達は結ばれるなどの言い伝えがあります。
2018年も残すところ1週間。今年もこのブログ、そして、園芸ガイドのイギリスガーデンレポートを読んでくださって、どうもありがとうございました!
新年は、1月7日(月)から再開します。
Wishing you all a very merry Christmas & a very happy New Year.
著者プロフィール
白井法子
ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
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