スノードロップウォーク

12年前にイギリスに来た頃は、スノードロップを見られるガーデンはこんなになかったと記憶しています。冬の間はどうしても客足が止まってしまうため、晩秋から春にかけて、完全に閉めてしまうガーデンも結構ありますが、この時期、「スノードロップウォーク」と題して、一定の期間(または週末のみ)、庭をオープンするところが増えています。ウィンターアコナイト(キイロセツブンソウ)との組み合わせはよく紹介されますが、今年は春のように暖かい日が何日かあったせいか、クロッカスも一緒に咲いていました!

Chippenham Park (チッペンハムパーク)

ケンブリッジから車で30分、競馬場で知られているニューマーケット近くに、スノードロップが美しい庭があると聞き、調べてみると、結婚式などの会場にも使われる、「チッペンハムパーク」というプライベートハウスの庭でした。一般公開は、スノードロップとスイセンの時期を除いては、夏と秋は1日ずつという期間限定の庭。

ゲートをくぐり、並木道を通り抜けると、ウィッチフォードポタリー(イギリス製の植木鉢)の鉢にラベンダー。この場所のロゴにもなっている、イノシシがモチーフになっているのでオリジナルの鉢のようです。

楽しみは庭そのものだけではない

訪れる人を満足させるのは、庭だけではありません。ランチやお茶とケーキを楽しめるカフェはその重要な要素の一つ。また、愛犬を一緒に連れて歩くことのできる庭は貴重です。

 

カフェの入り口付近での植物販売コーナー。黒地に手書きのラベルやディスプレイがオシャレ。

カフェの外のスペースに用意された、ファイヤープレイス(焚き火)。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。

 

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