ジェイミー・オリヴァーなどの人気シェフによる効果で、イギリス人の食に対する興味が高まったと言われています。都市部のアロットメント(市民農園)は順番待ち、レストランやカフェでも自家栽培した野菜をテーブルに運んでくれるところが増えています。コッツウォルズ地方にある数々のイギリスらしい町/村の中でも比較的賑やかな場所、Broadway(ブロードウェイ)にあるデリカテッセンに立ち寄りました。
丸テーブルの真ん中にストロベリー
大人数で座れる大きな丸テーブルがあり、その中央にはテラコッタの大きな鉢に植わったストロベリーとハーブロバート (Geranium robertianum)。向こう側が見えないほどに育っていて、相席した場合のいい目隠しにもなります。
カトラリー入れやディスプレイに缶を再利用
ランチをオーダーすると、番号の書かれた木ベラと缶に入ったフォークとナイフがやってきます。店頭では、パセリの束を大きな缶に入れて売っている姿も。
BROADWAY DELI
店頭では、野菜や玉ねぎをこんな風におしゃれに販売。フレンチスタイルのベーカリー、香り溢れるイタリアの食材から種類豊富なスパイスまで、何でもあります!コッツウォルズ地方を旅するチャンスがあれば、「BROADWAY DELI」にぜひ立ち寄ってみてください。
http://www.broadwaydeli.co.uk
著者プロフィール
白井法子
ケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
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