翌年花を咲かせるには? アジサイの正しい剪定のしかた

アルカリ性の土では

赤かピンクのアジサイが咲く

 

今年は花が咲かない! なぜ?

毎年たくさんの新品種が流通するアジサイ。母の日の贈答品としても定番です。大きさも咲き方も見た目も、それぞれに個性があって育てくらべてみたくなりますよね。開花株を購入すると、その年はきれいな花を楽しめたのに、次の年になったら花が咲かなくなってしまった……そんなことはありませんか。アジサイは花が終わった後に行う、不要な枝葉を切り落とす「剪定」という作業がとても重要です。

 

正しい剪定とは?

アジサイの剪定で大事なことは「剪定する時期」と「剪定する場所」。花の頭から数えて、茎の2節目に小さな芽が育っていたら、そこの上で切るのが一般的です。ただし、生育旺盛の品種ならば、そこに限らず芽が育っているいちばん短いところで切るのもいいでしょう。剪定時期は、ヤマアジサイなら6月くらいまで、西洋アジサイなら7月くらいまでに。10月以降は花芽が育ってしまうので、その時期にうっかり剪定してしまうと翌年花が咲きません。

アジサイの「芽」。この上で剪定する

 

アジサイの肥料やりについて

肥料をあげればあげるほど、アジサイは大きく育つ傾向にあります。最近は鉢植えでわりと小さく育てることも多いので肥料のあげすぎは禁物。肥料やりのタイミングは2回。この剪定が終わった後、花芽を形成する新芽を育てるために1回。春先、花をりっぱに育てるために1回。花色を調整するなら、色別の化成肥料を使用します。

アジサイの施肥。規定量を与える

 

『園芸ガイド2022夏・特大号』では、“咲かせよう めでよう アジサイ”として、アジサイを大特集しています。

横浜イングリッシュガーデン スーパーバイザーである河合伸志先生が「鉢植え&庭植えのアジサイの管理のしかた」をくわしくレクチャー。鉢植え、庭植えそれぞれの植えかえ、大きくなりがちな庭植えのアジサイをコンパクトに仕立てるための剪定など、写真つきでていねいに解説しています。

また、植える場所や水やりのしかた、病害虫対策、越冬のしかたなど、アジサイ栽培で知りたかったことを網羅。アジサイの育て方は、これで完璧です!