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今こそ手書きで心を伝えたい。ちょっといい“書く小物”に込められた作り手の想い

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依田邦代

最近は文字を書く習慣が少なくなりました。「書く」が特別になった今だからこそ、紙やペンも作り手の愛が感じられるものにこだわり、手書きで心を伝えませんか? 
編集部が厳選した、ちょっといい“書く小物”アイテムと、その商品に込められた物語をお届けします。

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いつものメールをときどき手紙に!美しく心を伝える大人になれるステキな“書く小物”

伝統柄を今の色にリニューアルした友禅和紙ノート

京都の工房で着物の友禅の型を使い、職人が一色ずつ越前和紙に色を染め重ねて作られているのが、尚雅堂の友禅和紙リングノートと朱印帖。表紙に触れたときに感じる立体感、ほのかなあたたかみと重厚感が特徴です。ノートの用紙には筆記性に優れた書籍用紙を使用しているので、筆当たりがよくて書きやすく、万年筆やマーカー系のインクも裏抜けしないところも魅力の一つ。

受け継がれてきた1万種以上の友禅柄から選びぬいた文様を、時代に合うビビッドな配色で新たによみがえらせ、世代を問わずに人気のシリーズです。毎日使うノートも、御朱印集めに使う朱印帖も、持っているだけで気分があがる、宝物にしたい逸品です。

筆当たりのいい書籍用紙を使用した、リング式の4mm方眼ノート。ゴムバンド付き。

中は片面22ページの山折り。奉書紙を使用した朱印帖。

小さな心遣いが大きく印象を変える一筆箋と包み香

お祝いや贈り物、お土産を渡すときなど、一筆箋にひと言書き添えるだけで、相手に気持ちを伝えることができます。そんな大人の心遣いにぴったりなアイテムが、和紙倶楽部の一筆箋と包み香です。

一筆箋は、縁起のいい花として知られる「木蓮」「花菖蒲」「菊」といった吉祥花柄入りで、上質な美濃和紙を使用。罫線入りで書きやすいところも魅力です。

また、一筆箋に添えたい粋なアイテムが、手紙にほんのりやさしい香りをまとわせてくれる包み香です。「うつり香」は、いにしえより伝わる雅な文化。現代の私たちは、包み香でその奥ゆかしさを楽しむことができます。京の香老舗で天然香料を調香した白檀ベースのやさしい香りで、手紙に添えるだけで、受け取った時の印象が格段にアップします。

手紙に添えるだけでなく、名刺入れに入れたり、衣装ケースに入れたり、さまざまな活用方法があるところも嬉しいポイント。包み香のある生活を楽しんでみませんか? 

上質な美濃紙100枚に天然香料の包み香を添えた桐箱入りの「桐箱花鳥箋」。

一年を24等分した二十四節気の柄が8つずつ箱に入った包み香のセット。

書く楽しみが何倍にもなる! 万年毛筆

手紙や祝儀袋など、筆を使ってサラサラっと美しい文字を書けたら、大人としてカッコいいですね。そんな憧れをかなえてくれるアイテムが、万年筆の高級感と筆ペンの書きやすさを合体し、いいとこ取りを実現した、呉竹の万年毛筆。

近年、獣毛にかわる持続可能な素材として開発された「特殊ポリエステル毛材」を採用。まとまりのいい穂先により、繊細な線も、毛筆独自のトメ、ハネ、ハライも美しく表現でき、最高品質の毛筆にも劣らぬ書き心地と評判のペンです。

ポリエステル毛材は耐久性が高いうえ、インクカートリッジを交換することもできるので、長く使える点も魅力。文字を書くことが楽しくなるだけでなく、見た目も美しいので、自慢したくなる一本です。

女性に人気のシャンパンゴールド。

自分へのご褒美、また贈答品や記念品にも最適です。

格調高い皮調の黒。

大人のたしなみとして、いつでも出せるようにバッグにしのばせて。

撮影/佐山裕子(主婦の友社)

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