春を告げるプリムラの原種~カウスリップ

この花が咲くと本格的な春の訪れと言われるキイロの愛らしい花。一般的なプリムラと違って小ぶりで、香りもよく、お茶にしたり、お菓子やケーキに飾ったりとハーブの一種としても用いられています。また、イギリスでは花から取れるシロップにイーストを加えて作る「カウスリップワイン」も古くから親しまれています。

カウスリップの名前の由来

 


Cowslip(カウスリップ)とは、アングロサクソン語のcu-slippe (牛フン)という意味からきていて、こんなにかわいい花なのに残念な名前だと言われることも。別名は、St Peter’s Keys(聖ペテロの鍵)、またはKey of Heaven(天国の鍵)。よく見ると、花茎の先に小さな花が束になっている姿が鍵の束のようにも見えますよね。

カウスリップと親戚のプリムローズ

 


同じく、イギリスの春を彩るプリムローズ。カウスリップとは親せき同士。この他に、Oxslip(オックスリップ)という2つを掛け合わせたようなプリムラもあります。プリムローズは鳥が運ぶタネでどんどん増えている一方、カウスリップの群生は、以前は至るところで見られる光景だったそうですが、今では少なくなっています。

ひつじの赤ちゃんが誕生する季節

 


最後に余談ですが、今、イギリスではひつじの赤ちゃんが続々と生まれています。生後14ヶ月まではlamb(ラム)、その後はSheep(シープ)と呼ばれます。

|

PAGE TOP