キノコのオーナメント

まだ朝晩は冷えるものの、暖かい春日がふえてきました。写真は芝生に植えられた白のふっくらとしたクロッカス。「ナチュラライジング」という手法で、できるだけ自然に見えるようにランダムに植えるのが特徴です。スイセンも遅咲き種以外はほとんど咲き出し、週末にガーデンセンターやナーサリに培養土(コンポスト)や植物の苗を買いに行く人もぐっとふえてきました。

このキノコのような石は?


さて、本題に入ると、このマッシュルームのようなオーナメントを見かけたことがありますか?これはStaddle Stone(スタドルストーン)と呼ばれるものです。上部が苔むした感じになるのが魅力の一つです。Staddleは「土台」という意味。

元は穀倉の建物の脚部分


現在ではガーデンオーナメントとして使われるのが主流ですが、元は穀物などをネズミの被害から守るために穀倉の脚として使われていました。日本の高床式倉庫のネズミ返しと同じ原理です。


ガーデンの中では、写真のように小道の脇に並べたり、玄関先に対で置いて飾ります。オーナメントとして作られ出回っているものがたくさんありますが、実際に穀倉の足として使われていたものは、アンティーックショップなどで高価な値段で売られていて、コレクターもいるほどです。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。

『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。

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