パーチヒルのオープンガーデン

イギリス南部イーストサセックス州にある、Perch Hill Farm(パーチヒル・ファーム)は、ガーデニング番組のプレゼンター、ライター、そして、フラワーアレンジメントやお料理の講師も務めるSarah Raven(セーラ・レイバン)さんの個人庭です。ずっと前から一度訪れたいと思いながらも、自宅から遠いこと、年に6回(6月〜9月)のみのオープンなので、なかなかチャンスがありませんでした。でも、イギリスを旅している日本の友人の誘いで、重い腰をあげました。今年の「暑いイギリス」の影響を感じられないほど、手入れの行き届いたカラフルでフレッシュな庭、大満足のビジットになりました。

「庭は美しいだけでなく、生産性を伴うこと」

 


セーラさんのモットーは、「庭は美しいだけでなく、生産性を伴うこと」。バラあり、ハーブあり、宿根草と一年草が競い合い、お料理やフラワーアレンジに使っても十分なほど咲いています。

寄せ植えがフォーカルポイントに

 

一年草を上手に使ったカラフルな鉢植えが庭のあちこちにディスプレイされ、フォーカルポイントになっています。写真はカフェの野外テーブルの上に大胆に飾られた寄せ植え。

Argyranthemum Garndaisy Pink
マーガレット グランデージーシリーズ(ピンク)
Phlox 21st Centry Rose
フロックス 21センチュリー(ローズ)
Verbena Aztec Blue
バーベナ アズテックシリーズ(ブルー)

その他にも目に留まっ鉢植えをいくつかご紹介しますね。

ミント+バーベナ+ペラルゴニウム+カルセオラリア

 

アサギリソウ+ネメシア


ブロワリア+ペインテッドファーン クリスマスローズの葉を背景に。

エリゲロン・カルビンスキアヌス

 


ホスタ+ペインテッドファーン

 

このパーチヒルは、あのホワイトガーデンで有名なシシングハースト・キャッスル・ガーデンから車で南西に30分。セーラさんは、実はこのシシングハーストとゆかりがあります(女流作家でもあり、庭を創り上げ、一世を風靡したヴィータ・サックヴィル=ウェスト女史とそのご主人、ハロルド・ニコルソン氏のご子息に当たるアダム・ニコルソンさんと結婚しています)。シシングハーストの庭の様子は次回のブログをお楽しみに。

著者プロフィール

白井法子

白井法子さんケンブリッジ大学植物園での研修後、夫ともに再び渡英。
イギリス園芸関係のジャーナリスト、写真家などで構成される、ザ・ガーデン メディア ギルト正会員。『園芸ガイド』で「イギリス・ガーデニングレポート」を連載中。

 

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