花や庭の撮影は、レンズにこだわって

6月22日、長野県の軽井沢レイクガーデン。
手前のボートを入れながら、奥のバラのトンネルとホテルの屋根を入れたいと思ったので、ズームレンズの35mmでワイドに撮影。

 

きれいな花はきれいに写真に残したい

5~6月はバラの撮影そのものも忙しいのですが、写真講座をやらせていただくことも結構あります。
今回はそんなときによくある質問や、気になる生徒さんのお話をしたいと思います。

写真講座のときに「どんなカメラを買ったらいいですか?」という質問をよくされます。
そんなとき僕は「軽くて手になじむカメラがいいですよ」と答えています。
5月のバラ園を歩き回って、たくさん写真を撮るのはなかなか体力が必要なものです。
初心者の方が大きくて重い高級機種を買っても、使いこなせないばかりか、疲れて写真を撮る気さえなくしてしまいます。

 

撮影対象に適したレンズを選ぶことが大切

もし一眼レフやミラーレスカメラの購入を考えているなら、ボディは手頃な値段のものでかまいません。
問題はレンズ選びです。バラの花を一輪撮るときは中望遠レンズを、バラの花が咲く庭の写真を撮るときは広角レンズが適しています。
ところが、実際にバラ園で写真講座をしてみるとバラを撮るのに広角レンズのついたカメラで構えている方や、バラの咲いている庭の写真を撮るのに望遠レンズのカメラを持って困っている方が結構います。
撮る対象とレンズがあってなければ、良い写真を撮ることは難しいのです。

 

プロがおすすめ! 花の撮影に向くレンズとは

たいがいのかたはバラ園に行ったらバラの花もバラ園全体の写真も撮りたいと思うと思います。
そんなときに最適なのがワイドから望遠まで一本で撮れるズームレンズです。
メーカーによって少し違いはありますが、25mmくらいの広角〜125mmの中望遠のものが使いやすいと思います。
ズームレンズが一本あれば、バラの花を撮る時はレンズを中望遠に、バラ園全体を撮る時は広角にすればちゃんとした構図の写真が撮れるのです。

軽くて使いやすいカメラにズームレンズをつけてバラ園を歩き回ることが、楽しく良い写真を撮る最良の方法ですよ。

今年撮影した写真と使用レンズを何パターンがご紹介します。
参考にしてみてくださいね。

 


5月18日、千葉県の京成バラ園。
大好きなモスローズの ‘サレ’。まん丸でかわいい。
一輪なのでズームレンズの105mmでアップに撮影。

 

6月5日、越後丘陵公園。
‘ピンク グルス アン アーヘン’。
株全体が満開だったので、きれいな房を選んでズームレンズの80mmで撮影。

 

6月5日、新潟県の越後丘陵公園。
上の写真は、黄色いバラで構成されたエリアをズームレンズの35mmでワイドに撮影。
下の写真は、同じエリアを3m後ろに下がってズームレンズの80mmで切り取ってみました。
見比べてみると違う印象の写真になります。

 

著書プロフィール

Hideharu Imai 今井秀治

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フリーのフォトグラファー。
旅行雑誌の取材で行ったイギリスで、ガーデニングの魅力にはまり、仕事も園芸雑誌が中心に。
「趣味はバラとクレマチス、クリスマスローズの収集。最近は小球根も加わって、庭は足の踏み場もない状態です。主婦の友社のローズカレンダーは毎年好評でライフワークのようになっています」
https://www.facebook.com/hideharu.imai

 

 

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